第7回旋回噴流関連技術セミナー
毎年、新緑の季節に行うことが多かった技術セミナーですが、今年は紅葉も最後の見ごろを迎えていた先週末に開催されました。連休初日の天気はあいにく曇りでしたが、北海道大学の北13条門をくぐると、上も下も黄色いイチョウの葉に埋め尽くされて、寒空を忘れるほどの明るさでした。
セミナーでは製品を造ってどんどんと世に送り出す「動脈技術」と同じように、作りだしたものを回収し、また資源として戻していくための「静脈技術」が重要になるという、冒頭のあいさつとともに開幕し、今回も4題のご講演をいただきました。今回は初めて、海外での活動についてのお話もありました。よく聞かれる言葉に"Think globally, act locally"というものがあります。地球規模で物事を考え、身近なところから行動する。一人一人のアイディアや行動には限界もありますが、それらを集めていくとずっと早く、ずっと大きな目標に近づくこともできるようになります。あちこちで交わされる技術論に耳を傾けていると、そんな可能性を感じることができ、本当に良い刺激となりました。
連休初日にも関わらず足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。また来年も、沢山の方々にお会いできるのを楽しみにしております。
2014年11月04日
- カテゴリ
- 今週のヒューエンス
- 更新日
- 閲覧数
- 517