10年の節目(旋回噴流システム研究会)
先週土曜日、北海道大学にて旋回噴流関連技術セミナーが開催されました。旋回噴流システム研究会が発足してからちょうど10年目の節目を迎え、東日本大震災のあった平成23年をのぞき毎年開催している技術セミナーは、今回で9回目となりました。
発足当時のメンバーがほとんど残っています。十年ひと昔などと言いますが、どうして熱い想いは皆、変わっていません。どうやって目の前にある課題を解決していこうか、世の中に役に立つ技術をどう確立していこうか、どうすれば技術をもっと生かせるのか、皆に伝えたい気持ちが強く、講演者の方々にとって30分の枠はいつも短すぎるようです。セミナーを終えた後、懇親会の席でも熱い議論は続き、あっという間に半日が終わってしまいました。
「一人だけだったら大したことはできないけど、皆が集まればできることも増える」。懇親会の席で講演いただいた方から、当社の若い技術者にかけられた言葉です。一人として同じ人間がいないように、会社にもそれぞれ得意な分野があり、見える世界も少しずつですが違っているはずです。そんな人や会社が集まって、ざっくばらんに意見交換ができる場というのは、意外に少ないのかもしれません。貴重な週末にも関わらず、毎年参加いただいている方や、遠方から足を運んでくださった方たちと挨拶を交わすたびに、事務局の欲目と笑われるかもしれませんが、皆楽しみにしてくれているんだ、と嬉しくなってしまいます。
2016年07月04日
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