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食す

 8月の末に収穫した一番果のカボチャを今朝頂きました。
 小ぶりの坊ちゃんカボチャは熟しても手のひらに乗る大きさで、1回分の調理にちょうど良いサイズです。カボチャなどは放っておいても育つだろうと思っていたのですが、雌花が咲き、みるみると大きくカボチャらしくなっていくのが楽しく、毎朝出勤前に様子を見るのが日課になってしまいました。そして、収穫してから3週間ほど置くと、追熟して甘さもホクホクさも増すと聞き、すぐにでも食べたい気持ちをひたすら我慢して今日に至った訳です。
 カボチャを蒸し煮して、出汁と醤油を合わせてとろみをつけたタレをみたらし団子のようにかけ、本わさびを添えます。以前覚えたシンプルなレシピですが、直接味付けをして煮てしまうよりも、カボチャ本来の甘みも味わうことができます。味の心配は杞憂に終わりました。包丁を入れてみると、濃い黄色の果肉部分が厚く詰まっていて、なかなかの切り応えです。甘さも十分!ときどき農家の方から頂くカボチャの美味しさに感動して、スーパーではいつも十勝産を探していました。ですが、意外に輸入物のカボチャの方が多く、なかなか地元産には出会えませんでした。ならば、いつか自分で育てようと思っていたのが叶い、しかも美味しかったのですから、こんな嬉しいことはありません。
 秋分を過ぎ、十勝は本格的な秋です。朝晩の冷え込みを思うと、今育っている実は無事熟すのだろうかと心配になります。もう少し頑張れ!今はそう話しかけてから、会社に向かっています。

2018年09月25日

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今週のヒューエンス
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