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生きる熱量

 久しぶりに、鼻の奥がぴりっと凍るのを覚え、2月だなぁ〜と実感しました。不思議なもので、朝にマイナス20度まで冷え込むと、昼間にマイナス5度ぐらいまでしか上がらなくても、ものすごく暖かくなったような気がしてしまいます。でも、路肩の雪も少なからず融けているのですから、あながち錯覚ではないのかもしれません。太陽のお陰でしょうか。キンと冷えた清涼な空気と暖かい光に包まれてドライブなんかをしていると、小鳥たちが、この季節にさえずり始める気持ちがわかるような気がします。
 ガラス細工と化した木々の奥には、まさに太陽の光を受けようとする日高山脈が連なります。緑に覆われる暖かい季節にはあまり意識することがないのですが、こうして見ると、すぐ近くにも豊かな林が広がっているのだと分かります。立春を過ぎる頃、鳥たちもリスやモモンガたちも、次の子育ての準備を始めます。ケショウヤナギは、真っ赤な枝先を少しずつ伸ばし始めます。気温は低くても、生きる熱量が上がる2月です。

2020年02月10日

カテゴリ
今週のヒューエンス
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